さてさて、静岡に着きました。

静岡旅行記パート４です。

 

駅に着いてレンタカーを借りて、ボクが運転手となり、出発。

今回は、うちの父親が主催者ということで、親戚の皆様におもてなしを
するのだと事前から色々計画を立てていて、気合が入っていました。

そこで、まず向かった先は、田尻屋でした。

田尻屋の説明の前に・・・。
うちの父親は根っからの和食党でして、家族でどこか外食に行くと
なると必ず和食でした。和食屋さん以外に行った記憶がありません。

小さい頃の記憶でしかありませんが、そこには父親独特のこだわりが
あり、決して高くはないのですが、老舗や伝統のあるお店などに連れて
行ってくれました。あっちやこっちの店に行くのではなく、うなぎだったら
ここ。どじょうだったらここ。といったように、だいたい決まったお店に
行ってました。

「これはよくシマっているなあ、きっとおいしいぞ」とシメさばを
食べる前から見て言っていたり、「今日はちょっとタレが多いな｣と
うなぎを食べながらサラッと話している両親の会話などを聴いていると、
ちっともわからず「うまいうまい」と食っている子供には、とても「大人の
会話」に感じ、なんとなく誇らしくも思えました。
父親は決して口うるさい食通ではないのですが、しっかり「うまいまずい」
のこだわりを持っているようです。

 

そんな父親が、今回の静岡の計画を立て、いくつかのお店に行く計画を
立てているのをあらかじめ知っていましたから、僕は内心それを楽しみに
していたのです。

 

少々、前置きが長くなりましたが、父親がまず最初に向かったのは、
この田尻屋さんでした。
わさび漬けのお店です。

 

静岡名産のわさび漬けといえば、「田丸屋」さんが有名だと思われます。
おそらく各地に出回っている量も田丸屋さんのものが多いと思われます。

しかし、父親が言うには、田丸屋のご主人が、修行していたのが、
この田尻屋だというのです。「元祖わさび漬け」を名を打つお店はたくさん
あるようですが、この田尻屋さんが、まさに元祖らしいです。

（わさび漬けを作った人）

駅からそう遠くはありませんが、裏道にぽつんとあるので、
場所はわかりにくいと思います。

父親は、主催者ですので、あらかじめ田尻屋さんに電話してあり、
親戚の人数分、わさび漬けを用意してもらっていました。
田尻屋さんで買うときは、なくなってしまうことも多いので、
こうして電話で予約して買うのが良いようです。

 

でも、ボクの分は予約してくれてなかったので、その場で５００円のをひとつ
包んでもらいました。笑。

 

ちなみに、

 

父親が言うには、「かまぼこ」につけて食べるのがいい。
しかも、小田原のおいしいかまぼこがいい。とのことです。

 

というわけで、車に戻り、また次の場所へと出発しました。

You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.