歩くな!

2006/06/26 - 14 Comments »

Message from NEMO

今ちまたで流行っているワールドカップについて、少々書きます。

 

日本戦を3つとも見ました。
ん~、どうにもこうにも。。(笑)

 

どこがサムライなのだろうか?
サムライなら全部「なんば走り」でプレーでもすれば?と思います。
根性とか、闘志、がむしゃら、みたいなものがまったく伝わりませんでした。
ラモスは今頃、おでこの血管が破裂しそうなほど怒っていらっしゃるでしょう。

「おい!歩くなよ!」と何度こころで叫んだことか。。
あと、2、3この場を借りてぼやかせてください。

 

「柳沢!(クロアチア戦)」

 

「高原、何しにいったんだよ?(ブラジル戦)」

 

「髪止めしなきゃならねえなら切れよ!」

 

あ~すっきりした。(笑)
思わず、熱くなってしまいました。

 

 

 

というのもですね、僕は小学2年~高校3年まで、
全日空横浜サッカークラブ、いわゆるフリューゲルス(ユース)に
在籍してたのです。

 

熱くならざるを得ませんでした。お許しを。

 

 

 

僕の話になってしまいますが、Jリーグができる前、「日本リーグ」の時代が
僕のなかで一番サッカーに熱中していた時期でした。

その頃は、まだどの試合に行ってもガラガラで、会社がらみの応援団が
中央に陣取り、チアガールの甲高い声と太鼓の音がむなしく響きわたって
いました。チーム名もアントラーズとかベルディみたいにかっこよくなく、
「古河電工」とか「日産」「日本鋼管」みたいな会社の名前そのままで、
選手たちは、三ツ沢競技場などで試合があると、僕らと一緒に横浜の
市営バスに乗って帰っていたのです。

 

 

忘れもしません、「メキシコワールドカップ」

1986年です。

あの有名なマラドーナの6人抜き?があった大会ですが、
僕はその全試合をビデオに録画し、何度も何度も見ていました。
小学5年生の頃です。

マラドーナをはじめ、プラティニ、ルムメニゲ、リネカー、カレカ、
役者ぞろいでした。

 

僕はその頃からひねくれていたのか、
一番好きだったチームはベルギーでした。(笑)地味。
シーフォ、クーレマンスといった中心人物が地味ながらも魅力的なプレーを
していました。好きすぎて、ベルギーのユニフォームまで買ってしまう有様。
人気が無いチームなので、すぐ購入できました(笑)
あの頃をご存知の方なら、笑ってくれると思います。

 

 

 

といったわけで、その頃に比べれば、
僕のサッカー熱も下がってはいますが、僕の話はともかく、
日本の選手たちの後半30分を過ぎてからの状態は
見ていられませんでした。。

「歩くんじゃない!」

選手本人たちがサムライとちっとも思っていないのにスローガンに
してどうするんだ。

 

 

 

もうこうなったら、、、

 

 

「ダイヤモンドサッカー」を復活させるべきだと思います。
そして、もっと岡野俊一郎氏と金子さんを解説に起用して、その国の人口、
産業、風習を背景に各国のプレーが成り立っているのだということを、皆に
わからせるべきだと思います。

 

 

 

 

以上。

 

 

 

 

 

P.S.

 

芸人さんのなかで、ピカイチなプレーヤーは、
木梨憲武さんとワッキーですね。

 

 

 

では。





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14 Comments

マリエ Writes:

わー!
ネモさんはワールドカップ見てるのかな、
どう思ってるのかな、って思っていたところだったので、
この記事はすごく嬉しいです。
そしてなかなか辛口ですね・・・わははー。
やっぱりサッカーしてた人の言葉は重いですね。
昔関西の音楽番組でネモさんがリフティング披露したことありましたよね!
また見てみたいなぁ~♪

げん Writes:

はじめまして!ネモさんサッカーやってたんですね!僕もネモさんとほぼ同じだけやってました。なだけにまさしく「歩くな!」ですよね。
僕は枠はずすな!!かな。あとそんなパスミスすんな!すげー疲れる!とテレビの前で絶叫でした(笑)
リネカー!!もう懐かしくてなんか体痒いっす。紳士でしたね。

passo Writes:

「髪止めしなきゃならねえなら切れよ!」

まったく、そのとーりだと思います。
坊主にしてみろ、このやろう。

以上。

よっしー Writes:

サッカーはさほど興味ないけど、ついつい見てしまった。そして一番感じたのは、最後には闘志だの根性だの精神性の話にしかならない日本は、そりゃ負けるさ、と。精神論じゃ世界には通用しないのだ、と。甲子園球児では無いので、プロの技と技のデッドヒートが見たいんだよっっっ!!!…って思っていたら、プロ意識をもっと持たなきゃ…と最近自分が自分に活を入れたところだったことを思い出した…。

美優 Writes:

やっぱり監督の影響って凄いですよね~^^;
ネモリンがサッカーしてるとこ見てみたいです~(O^∀^O)

まーぼー Writes:

ただ今アズーリVS.日本を後半ズタズタにしたオーストラリア戦をやっております。

ネモくんはJFL時代の東京瓦斯は好きではありませんでしたかぁ?
私は全く知りませんでしたけども、今ではすっかり超熱狂的FC東京サポっす。けどあの当時の選手は1人しか残ってません・・・。

もしオシムさんが監督になったら、ともかくアホみたく走る選手が選ばれるでしょーね、きっと。
「なんば走り」がサッカーで有効かどーかはわからないけど、「走ってなんぼ」のサッカーが観られそう。拙者、今から楽しみでござる。

nanana Writes:

私も全部見ましたよ、日本戦!ほかの国の試合も結構見てます。おもしろくて。
ネモくんがサッカーをしてたのは知ってたし、今回のW杯について意見を聞きたかったので嬉しいです。大阪のラジオ番組でフットサルに参加してましたよねー!でも、ネモくんが言う昔の人たちは全然知らない。。。さっすがマニアックですね☆

さくら Writes:

私もサッカーは、あんまり詳しくないけど、この時期はやっぱりみてしまいます。
なかなか世界の壁は厚いですね!
4年後は、どのような日本になってるか楽しみです。

甘い氷 Writes:

あーっ、1986年のメキシコって「ないがしろ」の歌詞に出て来ますね~!

今回のW杯はまったく観ていません。
なるほど、そんなにグダグダなのですね。
「髪止めしなきゃならねえなら切れよ!」
なんなら、マゲを結って見た目からサムライになってみろよ!

あ、そうそう、サッカーではありませんでしたが、2年ほど前の大阪にて、NEMOさんのフットサルでの自殺ゴール見ましたよ(笑)。

Tomo Writes:

あ、ほんと。「ないがしろ」の歌詞ですね。
甘い氷さんのコメント見て気づきました。
なんか嬉しくなりました。
サッカーに詳しくない私なんかは、選手に同情的な
ことしか言えなかったりするんですが、
ネモくんの辛口批評が妙に気持ちよく
ニヤニヤしながら読んじゃいました(笑)
ネモくんのフットサル姿は、ファンになるの遅かったから
見れなかったな~残念!!

SODA Writes:

ヒーローを待っている。
なんかね、技術的な事は分からないんだけど、もっと単純にオレが決めて目立っちゃる!とか代表になれてうれしー!とかそんな気持ちを感じられる試合が、同じ結果だとしても見たかったなぁと思いましゅた。イエロー溜まってホッとしてる訳じゃあるまいな、など。大好きなはずのサッカーの中で誰も自由じゃなかったよね。「努力の上に成り立つ自由」と誰かが言っていたけれど、そう言う意味ではまだまだ足りないと言う事でしょうか。
と、言ってみて自分を振り返ると、好きで好きでなりたくてなったハズの仕事なのに最近文句ばっかりだ(^^; 私も努力が足らんのね。好きな気持ちをもっと乗せなきゃね。

p.s. いつも読んでいてどの話題からデビューしようかずっと考えていたのにいきなりグチでデビューしてしまいました。失礼。
しかし「ダイヤモンドサッカー」ってあの「サッカーを愛する皆さん・・・」でしたっけ?

shige Writes:

日本代表について、ネモの熱い意見面白かったです。僕も小学校から30になる今でもサッカーをやっているわけで、言いたいことは山ほどあるけどやめておきます。ベルギーのシーフォ、いい選手でしたよね。久しぶりに思い出しました。曲の中にも「アトレチコマドリード」が出るくらいだからかなりネモってマニアックですよね。でも今大会で活躍したスペインのフェルナンド・トーレスはアトレチコでしたよね。また機会があればJrユース時代の話聞かせてください。

あゆっち Writes:

人間、緊張と興奮で真っ白になると右も左もわからなくなるもんなんですね?やなぎー!

話は変わって、あたしは♪ミッシェルすき。
幼稚園の頃、大事にしてたオルゴールの曲がミッシェルだったの。ジーンとしちゃう。

MEKO Writes:

ワールドカップは少しも、みませんでしたが、
ワタシが勤めている黄色の赤字のレコード店
は、ワールドカップの勝ち負けで、
売り上げがかなり変るそうです!
サッカー=お祭りってな感じで財布のひもが
スルスルになるみたいで
ん~景気がよくなるなんてステキです(*^_^*)

あと、あたしはNEMOさんのおかげで
JAZZを聴き始めました!
デクスターゴードンからはじめり
ソニークラーク?(曖昧)
マイルス(王道)
アキコ(!?)
ビルエヴァンス(王道)
       トリオ

まあ 名前はだれでも聞いたことあるひとだけど、
20歳にとって、JAZZを聴くのは抵抗があって
背中を押された気分です★
ありがとう NEMOさん感謝☆