第3回 Rufus Thomas

2008/11/14 - 4 Comments »

おススメミュージック


さてさて、ネモトラボルタ的ブルースということで、
第1回、第2回と好き勝手にご紹介してきましたが、
かなり濃いー感じでしたね。

さあ、今回も手加減なし。
はりきってご紹介しましょう!

この方ですっ。

Walking the Dog Walking the Dog
Rufus Thomas1963年作品               

ルーファス・トーマスさんです。

アメリカはメンフィスを中心に活動していたシンガー&パフォーマーです。
陽気でユーモアたっぷり。
ゴキゲンなダンスナンバーを歌ってくれるイカした人です。

オラウータンのような顔をしています。(失礼)
観ているだけで楽しいです。
元々、ラジオのDJをしていたので、おしゃべりも抜群にうまいっ。
タップダンスを習得していたようなので、ステージ上でも
サービス精神旺盛です。

ヴォードヴィル芸をしている一家の中で育ったせいか、
歌に限らず、トークやアクションで、観客を楽しませる
ことが染み付いていたみたいです。
このアルバムでは犬の鳴き声なんかも披露しています。

この「Walking the dog」というアルバムは、1963年に
スタックス(レコードレーベル)で作られたアルバムで、
ホーンセクションなんかも入りつつ、全曲踊れて、
なおかつハイクオリティな1枚になっています。
ジャケットもいい味出してますね。
LPで持っていると、部屋に飾っておけて
インテリアとしても活用できます。

ブルースというジャンルに入れるのは、しっくりきませんね。
もっと楽しいリズム&ブルースといったところです。

ネットでライブ映像を見たのですが、
そこに登場するルーファスさんは

なんと、

ピンクのマントまっしろなエナメルのブーツ

 

衝撃的でした。

しばらく凝視してしまいました。

最後まで観てみましたが、

 

この衣装である
意味がまったくわかりませんでした。

 

なんとか、みなさんに
この驚きを伝えたく、
つたない絵ではありますが、
描いてみました。

 

伝わりましたか?笑。

意味を見つけようとするだけ野暮ですね。

とにかく最高です! 

 

残念ながら、ルーファスさんは

2001年心不全で他界。84歳でした。

初めてステージに立ったのは、6歳のとき、
学校の演劇でカエルの役だったそうです。
それから84歳まで、人を楽しませることを
貫いたわけですね。

代表曲の「Walking the dog」は、ローリング・ストーンズや
エアロ・スミスといった多くのアーティストにカバーされています。

また彼の娘さんは、Carla Thomas (カーマ・トーマス)さんで、
ソウルの超有名な歌い手さんになっております。

彼の遺伝子は、確実に受け継がれていっていますね。 

 

知らなかった方、ぜひ一度聞いてみてくださいっ!!

最高にファンキーな人ですよ!!

 

ではでは。 





このコメントは承認制になっています。
承認されるまでに時間がかかる場合がありますのでご了承下さい。

4 Comments

ななな Writes:

ルーファス・トーマスさん
早速、ネットでライブ映像見てみました。。。
すっごいですね、ピンク!!
更に同じ格好で、色違いの真っ赤もありました。ブーツはもちろん、かかとの高い白のブーツでした。
かっこいいですねー!
ライブや歌うことを楽しんでるってカンジがしました。

Tomo Writes:

私も気になってライブ映像を見てみました。
ネモくんのイラストそのまんまだったので、ちょっと笑いましたよ。
でも・・・とってもかわいらしい(笑)
ニコニコと楽しそうに歌い踊っている姿が・・・好きになりました。
ブルースといってもピンとこなかったのですが、これまで見てきた
方々、みんな楽しくてかっこよくてゴキゲンな方々ばかりで。。。
私ってブルースが好きだったんだな~って、初めて知りました(笑)
ネモトラボルタ熱が少し冷めたら、ちゃんとCDを聴いてみたいです。 

さくら Writes:

こんにちは、ネモくん。
私も観ました、ルーファス・トーマスさん。
ピンクな衣装とブーツに笑ってしまいました。
でも、曲はご機嫌な感じで楽しんでるのが伝わってきます。
あとでCD聴いてみようと思います♪

pinky23 Writes:

すごく好みだと思い、さっそくCDを探しに行きました。でも、結局買ったのは the complete stax/volt singles。さまざまな曲が入っているので、ここからまた世界が広がりそうで楽しみです!nemoさん、ありがとう。