みなさん、お久しぶりです。

いろいろバタバタしておりまして、更新が遅れました。
お元気ですか？

今週も八王子のスナック
「蓮華（仮名）」からお届けしています。
（ラジオ中継風に）

以前、中南米音楽研究会のみなさまの会合にお邪魔した
という記事を書きましたが、そのときと同じスナックに
今日も来ております。

父の親友であり、中南米音楽のスペシャリストであるTさん
のお誘いを受けて、父と僕とTさんの３人で飲むことに
なりました。３人でカウンターに座っております。

いやいや、なんともアダルトなライティング。
昭和の匂いが心地よく漂っております。

さっそく、品の良いママさんがやってまいりました。

「おひさしぶりです～。さあ、どうぞどうぞ歌ってくださいねっ」

最新鋭の通信カラオケが装備されております。

Tさん
「では、さっそくあれ歌ってみますか？」

父
「いきますか（笑）」

ゴールデンコンビ。
あうんの呼吸。

少し説明いたしますと、
Tさんと父は、昔勤めていた会社の先輩と後輩。
音楽という共通の趣味で、硬くつながっていたようです。
Tさんは、ラテン音楽のプロだった方。
父はど素人。しかし、２人のハモリは最強だったのです。

Tさんと父の勤めていた会社は新橋にあり、よく銀座の
カラオケスナックへ出動していたようです（笑）
今でこそ、ケミストリーや、コブクロのように男２人で歌うという
のは珍しくありませんが、当時、男どおしがきれいにハモる
というのは、大変珍しいことだったようで、店内がびっくり
仰天の雰囲気になったらしいです。
名ホモコンビとチャカされたらしいです。（笑）

さてさて、そんな２人を実際に見るのは今回が初めて。
その息子（僕）を挟むように座っている父とTさんが
歌い始めたのは加山雄三さんの「ぼくの妹に」 

お～～～～～～～～～～～！！！

なんというハモリ。

素晴らしすぎます。

特に、僕の左隣のTさんはマイクなどいらない。
ものすごい声量です。加山雄三がラテン風味に
なっております。

本当に聴いてるこっちが恥ずかしくなるほど、うまいです。 

２人のハモリは、今でも最強でした。

歌い終わると、店内大拍手。

ママさんは、こちらを褒めるというより、他のお客さんに
気を使い、必死で話しかけるといったほどであります。

「大丈夫、大丈夫、○○さんも歌ってくださいね」

カウンターにいたおじさんも、こちらがうますぎて
「おれ～うたえねえ～よ～」と
しどろもどろでおっしゃっています。 

おじさん
「だみだ～よ～、おうれ、うたえね～ってば～」 

ママ
「大丈夫よ、ほら○○さん、いつものあれ！」

と、ママさんが手際よく曲を入力しています。

すると、イントロが流れ出し、おじさんはやむなく
椅子から立ち上がり、マイクを握り歌いだしたのでした。
小林明メドレー。

よれよれで頑張って歌っておりました。

店内暖かい拍手。 

その後、ママさんも歌うことになりました。

すると、

このママさんが、非常にうまいっ。

おどろき。

店内大拍手。

歌い終わると、ママさんがこちらへ来て、
「こぶしをこらえるのが大変でした（笑）」

と、なんとも玄人的なお話。

僕
「え？今のはこぶしをこらえていたのですか？」
（そう言われたのにアホな質問）

ママ
「そうなんです～。私、自然に歌うとこぶしがきいてしまうんです」

すると、すかさずTさん
「このママはね。北島三郎さんのね・・・。」
（そういえば、北島三郎さんは八王子に住んでいらっしゃる
みたいです）

Tさん
「３番目の弟子の・・・。」

僕
「まさか！」

Tさん
「３番目の弟子の家の隣に住んでいたの」

僕
「・・・・・・。」

というわけで、

スナック「蓮華」からとりとめのない中継を
お届けしました。

みなさま、大変失礼致しました。

ではまた。

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