おまめ
2010/01/19 - No Comments »
Message from NEMO
近所のコーヒー豆屋さんに行った。
オレはコーヒーを毎日飲まないと落ち着かない。
毎日必ずコーヒーを飲んでいる。
だからと言って、コーヒー通なのかと言えば、そうでもない。
喫茶店に行くと、アメリカン（薄いコーヒー）と頼むし、
缶コーヒーだっていい。
豆を買ってきてドリップする時だって、
５ｇ程度の豆をいれて、２杯くらい飲む。
こだわりもないし、詳しくもない。
要するに、なんだっていいわけだ。
で、今回のように、たまにコーヒー豆屋さんに立ち寄ってみる。
ずら～っと並ぶいろんな豆。
まったくわけがわからない。
すると、「わたくしコーヒーのソムリエです」と言って、
お兄さんが出てきた。
「どんなのがお好みですか？」
お兄さんは、物腰やわらかく訪ねてくれた。
「うすいの」と答えた。
まったくソムリエ泣かせである。
手ごたえの無い客である。（＝失礼）
それでも、やさしいお兄さんは
「普段はどのように飲んでますか？」
と、聞いてきてくれたので、
毎日コーヒーを飲んでいることと、
濃いのが苦手だということを伝えた。
あと、５ｇ程度の豆で、果てしなく素人臭い方法で
ドリップしていることも。
しばらく考えて、やさしいお兄さんは３つの豆を勧めてくれた。
豆を見つめるオレ。
違いがわからん。
正直、どれでもいい。（←ホントやな客）
こうなったら、馬券と同じ。
こういうときは、「名前」だ。
ピンと来る「名前」
これで選ぶに尽きる。
３つの豆の名前を見てみた。
すると、ひとつ、ピンと光るものがあった。
かなりのすばやさで、これしかない！と決断できた
「名前」があった。
「グァテマラ」
これだ！
これしかない！
どんなマラだ？
グァテのマラだ。
「グァテマラ」
すばらしいっ。
結局、名前だけで選んでしまったのだが、
家に帰って、入れてみると、焙煎の香ばしい
匂いがたまらなく良い！
やさしいお兄さんは、オレの好みをしっかり
聞いてくれていて、普通より「荒めに」豆を
挽いてくれた。
荒い豆であれば、お湯の落ちるスピードが速く、
薄く仕上がるうえに、しっかり穀と香りが出てる。
名前もさることながら、味も素晴らしいっ。
さすが、オレ。
ナイスチョイス。
こんな違いのわからない男
のバンド
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